「基本情報技術者試験に合格するには、何時間くらい勉強すればいいんだろう」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。私自身、学歴も大学の成績も特別良いわけではなく、プログラミング経験も完全にゼロ。
そんな状態から、大学4年生の5月に勉強を始めました。
結論から言うと、記録が残っているだけでも約197時間勉強しました。それでも1回目の受験は不合格で、合格したのは2回目です。
この記事では、なぜ受験しようと思ったのか、実際の勉強時間の記録、使った教材、合格までの流れを、実体験をもとに紹介します。
文系・未経験に必要な勉強時間の目安
先に結論からお伝えすると、文系・IT未経験の場合、目安として150時間程度は必要だと考えています。
内訳としては、
– 基礎学習:約75時間
– 問題演習:約75時間
– 合計:150時間程度
というイメージです。私自身、要領が良いタイプではなく理解に時間がかかるほうなので、180〜220時間程度(基礎100〜120時間、問題演習80〜100時間)を見ておくと余裕を持って進められます。
いきなり過去問から始めると、基礎知識がないため問題の意味自体が分からず、挫折しやすい点にも注意が必要です。
用語が少しわかるだけでも、解きやすさが全く違います。
実体験|文系・未経験から合格するまでの勉強の流れ
なぜ受験しようと思ったのか
就職活動をする中で、自分の性格や稼げそうな職業を考えたときに、エンジニアが合っているのではと感じるようになりました。
ただ、学歴も平凡な文系で、面接も得意なタイプではありません。エンジニア職をただ受けるだけでは、他の就活生との差をつけられないと本気で感じていました。
そこで、基本情報を取得すれば「エンジニアを目指して実際に行動している」ことが分かりやすく伝わるのではと考えたのが受験のきっかけです。
周りが内定を取り始める大学4年の5月というタイミングで、あえて資格取得を優先しました。
この判断が正解だったのかは正直今でも分かりませんが、結果的にエンジニアとして働けているので、良かったのだと思っています。
学習期間・勉強時間
5〜6月は実家に戻って私用を優先する必要があり、本格的な勉強はできませんでした。
7月から本腰を入れ、奨学金を借りるのもやめていたので、アルバイトと両立しながら勉強を続けました。内定はありませんでしたが、就活はほとんどしていませんでした。
Studyplusに残っている記録は次の通りです。
– 6月:2時間18分
– 7月:78時間2分
– 8月:32時間10分
– 9月:28時間40分
– 10月:55時間40分
6〜10月の合計で、約197時間になります。


使った教材
1. **基礎理解**:『かやのき先生の基本情報技術者教室』(2〜3周)

2. **科目Aの理解補強**:すーさんのYouTube

3. **問題演習・隙間時間**:基本情報技術者試験アプリ(過去問16回分)

4. **科目B対策**:『出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]』

科目Aの理解を補強したのはYouTubeです。特に1回目の不合格からの1か月は、14時間ほどある解説動画をひたすら見返していました。
問題演習には、500円ほど課金した「基本情報技術者試験」アプリを利用。電車移動中でも解けるのが強みで、後の応用情報技術者試験の勉強でも同じアプリにお世話になっています。
なお、定番として紹介されがちな過去問道場は、勉強期間中は存在すら知りませんでした。知ったのは就職してから、周りの人に教えてもらったのがきっかけです。
1回目:予行練習のつもりが不合格(2025年9月23日)
結果は科目A510点・科目B600点。科目Aが合格基準に届かず不合格でした。

かやのき先生の教材は2〜3周していたものの、科目Aの過去問演習に時間が回せていなかったのが原因です。
正直、この1回目は本番の形式を確認する予行練習の側面が強く、「次で必ず取る」という前提で臨んでいました。
次も落ちると受験は12月になり、内定がない状態で就活より資格勉強を優先し続けるのは現実的ではないと感じていたためです。
2回目:合格(2025年10月30日)
約1か月後に再受験し、科目A660点・科目B610点で合格。科目Aは510点から660点へ、150点伸びました。

この伸びは、YouTubeの影響が大きかったと感じています。単に用語を覚えるのではなく、動画を通してイメージできるようになったことで、バラバラだった知識が一本につながった感覚が今でも記憶に残っています。
今なら生成AIで画像を作りながら理解を補う方法もありますが、当時はそこまで一般的ではなく、自分でもその発想はありませんでした。
基本情報技術者試験の勉強時間に関するQ&A
文系・未経験でも合格できる?
合格できます。私自身、学歴も平凡で要領がいいタイプでもなく、プログラミング経験もITパスポートもない状態から、約200時間の勉強で合格しました。
特別な素養がなくても、基礎から順を追って積み上げれば十分に届く試験だと感じています。
1ヶ月で合格できる?
不可能ではありませんが、1日中勉強する必要があると思います。
私の場合、1回目の不合格から2回目の合格までは約1か月でしたが、その前に7〜9月で約140時間の土台があったからこそ間に合いました。
未経験からの場合は、かなりまとまった勉強時間を確保する必要があると思います。
いきなり過去問から始めてもいい?
おすすめしません。
基礎知識がない状態で過去問を解いても、問題の意味自体が分からず挫折しやすくなります。
まずは参考書で全体像をつかんでから、問題演習に進む方が結果的に近道です。
科目Aと科目Bはどちらが難しい?
私の場合は、600点を超えるだけなら科目Bの方が対策しやすいと感じました。
科目Bは参考書で解法パターンを身につけることで600点を取れましたが、そこからさらに高得点を狙うには、プログラミング経験やアルゴリズムへの理解が必要だと感じました。
科目Aはイメージを掴めれば、安定して7~8割も狙いやすいと思います。
まとめ|200時間前後を目安に、着実に積み上げれば合格できる
私の経験から考えると、文系・未経験から合格を目指す場合、150〜220時間程度が一つの目安です。
私自身、学歴も平凡で要領がいいタイプではなく、1回目は科目Aの演習不足で不合格になりましたが、原因を分析し、約1か月で立て直して合格することができました。
この記事が、これから受験する方の勉強時間のイメージづくりに役立てば幸いです。


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