「応用情報技術者試験って、何時間勉強すれば合格できるんだろう」
「科目Aと科目B、どっちにどれくらい時間をかければいいの?」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
私は文系・IT未経験から基本情報技術者試験に合格し、
新卒エンジニアとして働きながら応用情報の勉強を始めました。
結論から言うと、Studyplusに記録が残っているだけで約254時間勉強しました。
それでも、科目Aがあと3問届かず不合格でした。
この記事では、実際の勉強時間の記録、科目A・Bそれぞれの勉強法、
やり直すならどうするかを、実体験をもとに紹介します。
結論|応用情報の勉強時間の目安は200〜300時間
先に結論からお伝えすると、応用情報の勉強時間の目安は次の通りだと考えています。
- 基本情報合格者:最低200時間(科目A 100時間+科目B 100時間)
- 文系・未経験:最低300時間(科目A 150時間+科目B 100〜150時間)
IT経験が2年以上ある人や、飲み込みが速い人であればもっと短くて済むかもしれません。
ただ、平均的な人であれば、このくらいは見ておいた方がいいと思います。
私自身、合計約254時間勉強しても不合格だったので、決して大げさな数字ではないと感じています。
新卒エンジニアが働きながら応用情報を勉強した記録
受験のきっかけ
一番のきっかけは、会社に奨学金の代理返還制度があったことです。
奨学金をある程度借りていたため、応用情報に合格すれば
会社に返還を手助けしてもらえるのはとても有難いと感じました。
また、会社でもIPA資格の合格者数が期ごとに報告されていて、評価にもつながります。
将来転職を考えたときに、書類面で印象が良くなるという理由もありました。
勉強を始めた時点では、2ヶ月のJava研修と社内システムのOJTを経験していました。
ITに触れてはいたものの、
応用情報で求められるような情報系全般の広く深い知識は、まだ身についていなかったと思います。
月別の勉強時間
基本情報に合格したのが前年の10月30日。
そこから約8ヶ月後の6月末ごろから、応用情報の勉強を始めました。
Studyplusの記録は次の通りです。

| 月 | 勉強時間 |
|---|---|
| 6月 | 8時間 |
| 7月 | 94時間20分 |
| 8月 | 76時間20分 |
| 9月 | 40時間15分 |
| 10月 | 34時間55分 |
| 11月 | 45分 |
| 合計 | 254時間35分 |
勉強量のピークは7〜8月です。
8月は平日4時間、休日2時間ほど勉強していました。
平日は、社内システムの業務でレビュー待ちの時間が多く、そこまで忙しくありませんでした。
応用情報は昇級の要件にもなっているため、
業務の空き時間に資格勉強ができたのは大きかったです。
そのほか、昼休みは30分だけ勉強して、残りは食事と仮眠。
帰宅後は基本的に勉強せず、朝早く起きるよう努力していました。
一方で、9・10月は勉強時間が大きく減っています。
正直に言うと、モチベーションが若干下がってしまいました。
応用情報の知識は実務に直接的な影響が少ないこと、
Webサイトの記事作成に取り組み始めたこと、
そして社会人になりたてのワクワク感が薄れ、単純に活動時間が減ってしまったことが原因です。
いわゆる「入社バフ」が切れた感覚でした。
この時期は平日2時間、休日1時間ほどに落ち着いていました。
結果は科目A 56.25点、あと3問で不合格
2026年11月2日に受験し、結果は科目A 56.25点。

合格基準の60点まで、あと3問の所で不合格でした。
応用情報 科目Aの勉強時間と勉強法
科目Aの勉強時間は212時間25分
約254時間のうち、212時間25分を科目Aに使いました。全体の8割以上です。
使った教材
科目Aで使った教材は次の通りです。
1.応用情報アプリ:通勤中などの隙間時間に使用(基本情報のときと同系統のアプリ)

2.過去問道場:問題演習のメイン

3.ChatGPT・Claude:用語の説明、深い解説、イメージ図の作成
基本情報のときは過去問道場の存在すら知りませんでしたが、応用情報では演習の中心になりました。
ただ、過去問道場の解説だけでは腑に落ちないことが多くありました。
そこで、分からない用語を毎回ChatGPTやClaudeに投げて解説してもらい、
その解説で分からない点をまた質問して…という繰り返し。
特に過去問道場を始めたばかりのころは、腑に落ちるまでこれを続けていたので、
一問にかける時間がかなり長くなっていました。
基本情報の科目Aとの違い
一番の違いは、知識を深く理解しないといけないことです。
応用情報の科目Aは、ほかの用語と合わせて知識をつなげて理解しないと、覚えづらく、別の問題にも対応できません。
例えば、DRAMを単体で覚えるよりも、SRAMと一緒にセットで、細かく覚える必要があります。

また、3文字・4文字の英語の略語が多すぎるため、略語の元になっている英語まで声に出したりして覚える必要がありました。
応用情報 科目Bの勉強時間と勉強法
科目Bの勉強時間は42時間10分
科目Bにかけた時間は42時間10分です。
科目Aと比べると、5分の1程度しか時間をかけていません。
本番の点数ではありませんが、過去問を解いている感覚では、
制限時間を少し過ぎつつ5割くらいという状態です。

選択科目は「文系セット」+組み込み
選択しようとしていたのは、いわゆる「文系セット」と呼ばれる科目に、
組み込みソフトウェアを加えた組み合わせです。
- 経営戦略
- プロジェクトマネジメント(PM)
- サービスマネジメント(SM)
- システム監査
- 組み込みソフトウェア
文系出身で得意科目がなかったため、この選び方にしました。
組み込みソフトウェアは解法が結構決まっていて、高得点を狙いやすいと感じました。
勉強法
基本は過去問道場で、1問あたり30分を目安に、
時間をオーバーしないように取り組みました。
それでも、毎回5分くらいは遅れていました。
最初の3年分くらいは、選択科目を決めるために全部の科目を解いていました。
基本情報の科目Bとの違い
基本情報の科目Bと違い、プログラミング知識がなくても取り組めるのが大きな特徴です。
文章量は多いですが、コツを掴めば、読まなくていい場所がだんだん分かってきます。
また、記述式ではあるものの、深い知識が問われる問題がある一方で、
本文中から抜き出して回答できる問題も多くあります。
振り返り|やり直すならこうする
不合格になって振り返ると、やり直したい点がいくつかあります。
- 動画教材も使って体系的に学ぶ:過去問道場一辺倒で進めてしまいました。
Udemyは6月に少し試してやめてしまいましたが、動画教材なら頻出の所を重点的に覚えられたはずです。 - 過去問演習の量を増やす:過去問は12回分解きましたが、自分の場合はもう少し必要でした。
- 知識をもっと深くする:本番はほとんど見たことのある問題だったのに、2択まで絞れたところでかなり外していたと思います。
- 寄り道をしない:会社の試験も兼ねてデータベースの単元ばかりやっていましたが、得意科目にもならず、余計な寄り道になった気がします。
応用情報の勉強時間に関するQ&A
基本情報に合格していれば勉強時間は短くなる?
短くなる可能性はありますが、それでも最低200時間は見ておいた方がいいと思います。
私の場合、基本情報の合格から応用情報の勉強開始まで約8ヶ月空いてしまったため、
基本情報の知識による恩恵はあまり受けられませんでした。
基本情報に合格したばかりの人は、知識が残っているうちに始めるのがおすすめです。
働きながらでも勉強時間は確保できる?
確保はできます。
私は昼休みの30分や朝の時間、通勤中を使って、多い月で約94時間勉強しました。
ただ、土日はきついです。
平日の疲れから解放されると、なかなか「勉強しよう」という気持ちになれませんでした。
休日に頼るより、平日の決まった時間に勉強を組み込む方が続けやすいと感じています。
科目Aと科目B、どちらに時間をかけるべき?
合格していないので明言はしにくいですが、私は科目Aだと思います。
200時間以上かけても、科目Aで落ちているからです。
また、科目Aの方が、覚える知識が多いため、時間がかかりやすいと考えています。
文系・独学でも科目Bは対策できる?
対策できると思います。
文系セットと呼ばれる科目を選べば、情報セキュリティの知識と、
各科目の最低ラインの知識で戦えます。
あとは過去問の練度を上げていけば、十分に対策できるはずです。
まとめ|覚悟を持って、まず学習計画を立てよう
応用情報の勉強時間の目安は、基本情報合格者で200時間から、文系・未経験で300時間からです。
私は約254時間勉強しましたが、科目Aがあと3問届かず不合格でした。
応用情報は、基本情報と比べて知識を深くつなげて理解することが求められる試験です。
これから受験する方に一番伝えたいのは、覚悟を持って取り組むことです。
生半可な気持ちでやると、後々後悔します。
まずは自分の知識や経験に合わせて勉強時間を決め、学習計画を立てるところから始めてみてください。
この記事が、参考になれば幸いです。


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